十銭がきづかせてくれたこと

いつものうちのマンションのとなりの某チェーンスーパー(関西資本)にて。

は~疲れたと買い物してたのが21時は過ぎてましたでしょうか。旦那様と色々物色しながら、「を、今日は98えんくん、レジおるで」。久々の98円くんとのご対面・・・受験で辞めたのかと思ってたわ。98円くんは働きモノで、たぶん高校生アルバイトと思われるメンズ。どちらかというと、いわゆるイケメンではない工業高校系の「アンタ、バイク好きでしょ?ロスマンズカラー?」的なコ。98円で終わる金額の読み上げはマスト。158円だとちょっと躊躇。おつりの小銭をキチンとそろえて手渡してくれる・・・そんなこだわりのある彼。

せっかくだから今日のキャッシャーは彼ね・・・と彼のレジへ向かう。会計は滞り無く行われ、「○○円です」。私は小銭をキチンと出すタイプ・・50円や5円がバックされるように計算して会計するのは、20年以上前のジャスコ(日用品)のレジで鍛えた技(喫茶店と部活の3重苦でバイトしてたあの頃)。

会計は滞り無く行われる・・・と思いきや、渡した5円が機械に跳ねられる模様。「手打ちレジじゃないもんな、今は。機械だったら融通きかないし大変なこともあるだろね」なんて思ってる間に、98円くんは3回ほど、私が渡した5円を機械に入れている。

3回目が失敗した直後、レジに慣れてる私なのに、98円くんからの思わぬ一言にうろたえる。

「十銭って5円ですか?」

「へ?」

・・・「!」

そうだったのね!!!

実は私が5円だと思って渡したのは、10銭玉だったのだ。何故にどうして!? 最近のレジって、受け取ったお金を読み込ませたらおつりも計算されるタイプばかり・・・ということは、どこかでこの10銭は10銭だと認識されてるはずなのに、良くもまぁ私に回ってきたもんだ・・・もしやいつも行く某領事館?(twitterのTLではよく登場しますね)

何という巡り合わせだろう!

でも、私がもっと感激した巡り合わせは、
あの98円くんから「十銭って5円ですか?」というlineが聞けたこと。なんてステキな発想なの?と思いませんか?

「アンタ、これ、偽の5円でしょ」
「この5円、おかしいですよ」

でなく、お客さんが正しい5円を出したことを前提にトーク出来る彼は、素晴らしいキャッシャーマン!

しかし何でまた10銭が手元に・・・巡り巡ってきたこの10銭、自分たちで良かれと判断して事務所を移し自分たちで選んだモノで新しい環境をつくり、休日も無くやってきたこの1~2ヶ月が間違ったものではなかったといってくれているようで、もう、涙が出そうになった。

その思い出と共に、巡り巡ってきた10銭は私の元に留まることでしょう。
親しい方々、身内に祝ってもらい(esp. my parents… always luv you, dad & mom. you know that!!! you know what we need and when we need that!! wow!)、クライアントからも「前のとこよりもいい!落ち着く。」なんて言ってもらえて、ありがたい限り。

今までも開業~事務所開設~会社設立としてきたけど、今回の移転ほど意味のあるものはないと思う。これからは社会に還元できる何かをしていかなければ。

でも一番感動したのはやっぱり、「10銭って5円ですか?」!!!! Mr. 98yen, you are fabulous!!!