フランツ・カフカの「変身」

フランツ・カフカの「変身」

朝目覚めて、おもむろに読破。
著作権が切れた図書だったら、携帯で無料で気軽に読める。ありがたい世の中になったもんだねぇ。私、読書家じゃないけど、気に入った本は何度でも読んでしまう(映画でもそうだけども)。この「変身」ももう何度読んだことか。

読むたびに感じることが増えたり違ったりするから、読みたくなるんやろね。映画で言うたら「戦場のメリークリスマス戦場のメリークリスマス」。あれも、観るたびに何かしら、今まで観たときとは違う感情がわき出てくる。

もとい。
何年ぶりかに読んだ「変身」の今回の感想。虫になった彼の名前が「グレゴール」になってて妙な違和感があった・・・ドイツ語ではどういった音の名前なんだか知らんけど、私が初めて中学生の頃に読んだものでは「グレーゴル」という表記やって、その響きの「虫っぽさ」が内容と相俟って、目の前に映像が簡単に繰り広げられたのよ・・・ゆえに虫さんに感情移入できなかったからか、感想の結論が「彼(虫)は家族からは必要のない人間になってもてたんやろな。頑張ってきたつもりが独りよがりやってん。虫になってたわけでもなくほんまは自然死してしもてたんやで。それを知った家族はやっと自由になれて、ハッピーエンド。」なんていう、かつてない残酷な感想となってしまった。