日本の中で日本語が通じない場所もある2

先日の鈴鹿のような「地域」的な話より、ぐぐっと狭い範囲なんだけど。

大阪にもある各国の領事館。当たり前だけど、そこはもう、日本ではない。日本語が通じないのは当たり前の場所やねんけど。

仕事でよくいくことがあるのが大阪のフィリピン領事館。
午前中に行くと、もう小さい館内は人でいっぱい。タガログ語が飛び交い、館内に響き渡って、ウルサくってしかたないくらい。初めてここの領事館に来た人やったら、「日本のどこにこれだけのフィリピン人がいるんだろ?」ってびっくりするやろな。中国領事館でもこんな人だかりなことないもんな。大阪のフィリピン領事館の管轄は中国地方、九州も含む広い範囲やからかもしれへん。東京の大使館やったら、もっと混んでるんかな。てか、あの場所が狭すぎなんちゃうか?

不思議なほど大抵が、日本人男性+フィリピン人女性とその家族・・という図式(偏見とかじゃなく、単純に本当に多いのが見ててわかるねん)。ただ、ここのフィリピン女性達は、みんな「標準語でない」日本語の日常会話は堪能。というのも、お客さん相手の職についてることが多いからなのかも。フィリピン女性は、ホステスだけでなく、介護系では、企業からも重宝がられる存在。面倒見がいいんだろうね。だから、子供は日本語には困ってないみたい。

でも領事館の窓口の面々は、みんな日本語喋ってくれない。「ひさしぶり!」と「外務省」と「法務局」「公証人」とかいう専門用語(?)ぐらいしか聞いたことない。フィリピン領事館に何故かいつもいてはるおばちゃんとはもう顔見知りになっちゃったんやけど、彼女も10年以上も日本にいるけど、日本語がダメなんやて。(領事館の窓口も日本語ダメ。)

フィリピンの方々は、結構奥ゆかしいのか、あまりpushyなのはキライみたい。私が領事館に行きだした当初は、窓口に誰もいないから大声で「えくすきゅーずみーーーー!」なんて言うたけど、こういった行動はあまりいい印象やないみたい。領事館員の誇りがあるからか?いやまて、”When in Rome, do as the Romans do.”ならず、”When in Consulate, do as the people do”か。2度目以降は、ちょっと伏し目がちに(?)黙って待つことに。次第に、隣の窓口のおばちゃんが、私の姿が目に入ったら、私とは目すら合ってないのに無言で担当を呼んでくれるようになった。隣のおねーちゃんも、「ちょっと待ってて、呼んでくる」って言ってくれるようになった。目を合わせてくれなかったおばちゃんも、今は「待っててね、マァム」って言ってくれる。久しぶり行ったら、みんな「ろんぐたいむ、のーしー」って。