chick lit = ガールズ小説、「Bling(ブリング)」

著者:Erica Kennedy
翻訳:押野素子

メジャーデビューを夢見る女の子が、都会で業界での現実を目にして周りに流されながらもトップスターへの道を歩んでいくミミ。さて、その道は順調なのか?

魅力的な主人公もさながら、周りの出演者(いや、まるで映画観てるように読めるから!)のキャラクターもしっかり確立されてて、どうなるのかワクワクしながら読める。エッチな描写も、これまた笑けるくらい、しっかり描かれてるねん!

ヒップホップシーン、セレブリティの裏側を垣間見れる・・・いや、まるでそこに自分がいるかのように感じられるように描かれていて、みる間に読み進んじゃう。ブラックミュージック界でお馴染みのアーティストの実名、セレブ御用達のファッションブランドの名前も出てくるわ、章ごとのタイトルって全部、ブラックミュージックのタイトルですよね~??(全部じゃないかな?)そういった細かいところがまた、ブラックカルチャー好きにはくすぐられる読み物。

また、恋に揺れる女の子の気持ちや、エッチに対する不安や喜びなんかの感情も、いつものレディーストーク調に描かれてて、まさに”chick lit”!

2009年12月 掲載

追記)Blingの著者、Erica Kennedy氏は、2012年6月13日にマイアミの自宅でお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。