母の日におもうこと、つれづれ。

キュートな彼女の後頭部

今年で70歳になる、ママ。
ウチからのささやかなプレゼントが届いたようで、「ありがとうね〜〜」と、電話してきてくれた。

私も男みたいな性格なので、用もないのに実家に電話することなんてしないんで、「かわいくない娘やろな」と自分で思うけど、親は子のことはわかってくれてるんだろう。あまり隠し事のない家庭だったし。きっと、ずっとサラリーマンできた家庭だったから、旦那と私でやってる仕事のことが想像できなくて、「大変やろな、頑張るしかないな」的に思って、黙ってみてくれてるんだろう。

うちの父とママは隠居生活なんだけど、彼らは彼らなりに出来ることをしていて・・・二人ともに共通することが、「困っている人がいたら、見ぬフリできない」人間なのよね。「ボランティアしてます!」なんて胸はって言う人もいるだろうけど、ウチの両親は、自分がしてることが例え「ボランティア」であっても「ボランティア」と表現することはない。お年寄りの多い団地住まいなもので、その団地内でお年寄りを気遣う活動として「お弁当配り」というのがあるらしい。独り身のお年寄りのところに、お弁当を届けにいきがてらおしゃべりする〜といった活動。ママはその活動を「お弁当配り」としか言わない。

あんたも配られる身でもおかしくない年よな〜〜!!って言って、あたしとママ二人で笑って話すんやけど。

ある日のママの話・・・「お年寄りの多い地域だからか、自分の行く病院にたどり着けない人によく出くわすんよ〜。」 聞くとじっと道で立ち止まってるから、「どうしたんですか〜?」っていうたら、「いつも行ってる病院に行きたくて、ここからすぐのところなんやけど、どこか忘れてしまって・・・」ていわはるから付いていってあげたんよ。ある日もじっとしてるお年寄りに人に「どうしたんですか〜?」いうたら、足が痛くて歩かれへんて。私じゃ運ばれへんから、おとうさん(あたしの父)に言うて、病院連れていってもうたんよ〜。

このご時世、知らん人に話しかけたら危ないで!!と話すけど、「あかんねん、目の前に困ってる人いるのに、そっぽ向かれへんねん・・・危ないかな〜お節介過ぎるのもよくないしな〜って思うときもあるねんけどなぁ。。でもやめられん。私がやらな、誰がやる?と思てまうねん。最近思うねんよ〜、自分の母親(あたしの祖母、あたしが5歳頃に他界)もそうやったからな〜って・・・。」

・・・やはり、あたしもママの子なんかなぁ。

最近、私自身、このご時世もあって「我」のことで手一杯の人が多いからか、「そんなに人のこと考えるんて、何か裏あるやろ?」的な反応が返ってくることもある。「おかしなコト、困ったことを目にしても、スルーするのが人のため」と思うべきなん?なんて思わされることもあった。でも、正しい道を進んでれば、正しい人が集まってくる、おかしな人はザルから抜けていく・・・類は友を呼ぶんだから、自分が思うようにすすんでいけばいいのかな? なんて、ママの話聞いて心のヒモを結び直した次第で。

70歳にもなって、全くの他人のことを我が身のように思って行動できるママが誇らしい。

ただ・・・そろそろ、携帯持ってくれへんかしら?
頑固なところあるから、プレゼントしたところで、ぜ〜〜〜〜〜〜ったい、使えへんやろし。。。