Director: Spike Lee
Writer: Spike Lee
Cast: Laurence Fishburne, Giancarlo Esposito, Spike Lee, Tisha Campbell-Martin, Ossie Davis, Bill Nunn, Branford Marsalis, Joie Lee, Jasmine Guy
ああ、もうこれは、Do the Right Thing (1989)を観る前に、観て下さい。それを知らずに観てたんだけど、最後の"Wake Up"で、「ああ!これは!」ときたわ。
黒人のアイデンティティを貫く派と、白人文化でもあるフラタニティに所属することで地位を鼓舞する派が大学生活で対立する様を通じて、黒人であることとはどういうことか・・・Spike Leeの哲学満載に描いてます。彼のこの頃のテーマは、黒人の仲間達に「目を覚ませ!」と言い続けてたんだよな。ただ、その「目を覚ます」ということが、黒人至上主義になれ、ということではないと私は受け取ってる。黒人至上主義の人達に対しても、皮肉に描いてることが多い気がして。
ちょっと撮り方が今ではレトロに感じるが、この頃のほうが彼らしいのかも。ただ、私的にはCrooklynとClockers
くらいがドンピシャなのですが。途中のミュージカル的部分、当時はいい感じだったのかもですが、ちょっと現代ではこっ恥ずかしいかも。でもテンポよく、イキイキした感じがおもしろいです。
ちょい役で、Samuel L. Jacksonが出てきた時には、吹いてしまった!